かれこれ6年以上前にさかのぼるが、子供の入試を控えた親御さん、特に父親に向けてこのブログを送りたい。
大学入試における『総合型選抜』ってご存知だろうか?簡単にいうと推薦入試なんだが、ちょっと前まで、アドミッションオフィス入試と言ってたんだけど、「高校時代に特色を持った活動や、人と違った特技や、志向を持った人の偏差値だけにとらわれない入試」って感じだ。
地頭が悪い私は、地頭が悪い長男の大学受験に向けて、高校入試当時、大学入試試験で勝ち残るのは厳しいと感じていた。良くて日東駒専(日大、東洋大、駒沢大、専修大)だと思っていたし、それで十分だと思っていた。なので、「高校は大学附属が良い!」と思い、学費は馬鹿にならなかったが、日東駒専の附属に進学させた。自分は一浪してのFラン大学卒。自身の学歴コンプレックスから日東駒専以上の大学にどうしても入ってもらいたかった。
ところで大学とは関係ないが息子2人は子供の頃から習い事として空手を習わせた。2人とも空手で実績を得るよういわゆるステージパパとしてつきっきりで頑張った。それも「何も持ってない自分」という私の強いコンプレックスからした行動だった。
さて長男の附属高校は、殆どの生徒が親大学に入学するような学校。うちももう日東駒専でいいかあという感じで親大学入学のつもりでいた。そして生徒たちは伸び伸び遊びや部活・課外活動に勤しむ。長男も遊びに空手にと高校生活を満喫していた。
そんな中、長男は高3の春に空手の全日本高校生チャンピオンに。
まあ、全日本と言っても20数名のトーナメントで、関西で開催されたため強豪選手が少なかったというラッキーがあった。
この時は気付いていなかったが、今になって思うと空手を習わしていたことは、他の人気スポーツより結果が出しやすいという点において総合型選抜受験者として相当有利に働いた。
そして、その『ネタ』がそのうち総合型選抜入試に結びつくことになるのだが、その続きはまた😆