さてさて・・・高校3年生の春に高校生チャンピオンになって変わったのは、空手団体の広報誌に写真付きのインタビューを載せてもらったり、格闘雑誌に名前が載ることで、長男の名前でググるとどっさり記事が出てきたこと。空手界ではそこそこ名前が売れることになった・・・。でもそれって空手界に限った話で本人がちょっと気持ち良いだけで大した成果ではない・・・この状況を彼の人生にとって良いことに活かせないか考えた結果、急遽、「これをネタに他大学受験しないか?」と問いかけた私。
初めはその気だった長男だったが、よくよく調べると他大学受験した場合は、付属の大学への優先権を失うということがわかった。
私も長男も、「失敗したら損だよね・・・」となり、諦めかけた・・。
しかし・・!
最終的に推薦権を確定する夏になっての家族会議で私が本人に言ったのは。。。
「高校生チャンピオンという一年に一人しかいない実績を活かさない手はないだろう」
「浪人は構わない」
この2点を伝えることにした。なぜなら一生の選択になる場面でそのくらいのイベントを体験させたかったから・・・。まあ後の選択は本人次第だからと思いながら、私自身にも悔いが残らないようにアドバイスをした。
そして本人の背中を押した結果、親大学推薦決定の間際の夏休みに親大学を蹴る選択をすることとなる。
続きは次回・・・。