他大学受験・・・・大学付属高校の生徒にとって、悪魔の・・天使の囁きであるこの言葉・・・。W大学、KO大学付属高校生にとっては何も響かないこの言葉・・・。でもでもうちの子は・・・。
なんせ日東駒専付属高校生なのだ。他大学受験チャンスを眼の前にして悩まない訳はない。。
本人相当悩んだが、高校生チャンピオンという実績を活かさない手はないだろうと話し合い、また、前回書いたが私の「浪人は構わない」との言葉もあって、親大学推薦決定の間際の夏休みに高校の先生に他大学受験を考えていることを伝えることにした。
しかし・・・これは実は本人にとってもだが、高校の先生にとっても一大事!
なぜならうちの長男の高校は90%が親大学に進むガチガチの付属校!
先生としては、親大学に行かない担任している子については明確な理由がないと困るという風土なので担任の先生からの抵抗がかなりあった。「たかが空手の実績くらいで他大学がAOでとってくれると思うなよ!甘いよ!」(これってかなり失礼な言い回しじゃない?)一般的には親大学ガチガチの付属校の場合、指定校推薦以外の学校推薦型の推薦状は書いてもらえない。指定校推薦も大学に希望の学部がないケースだけだ。他大学受験は原則一般受験。
では自己推薦、AO入試と呼ばれていた総合型選抜入試を受ける生徒はどういう生徒かというと・・・・親大学に入れなかった「遊びまくっていて落ちこぼれた生徒」ばかりなのだ!
そんな特殊な環境の中で、先生が他大学の、しかも総合型選抜入試を応援してくれるわけもない。それどころか猛反対だったのも頷けるというものだ。
担任の先生では埒が明かないので、学年主任とも私も学校に乗り込んでいった上で協議した。私としては総合型選抜を受けさせたくて、子供よりも前のめりで学校を「説得」しようと思っていた。
実は私は、自分なりに大学研究をして特に運動実績を評価してくれる総合型選抜入試には大いに勝算があると見込んでいた。
なので、スポーツ実績だけでなくいろんな体験型にセミナーや高校生の起業の活動を息子に進めていたというバックボーンもあった。
AO
からはリスクを取るほどの成果は得にくいと疑問視されたが、本人の意思であることを自分からも説明して決めた。
そして3年生の夏というかなり厳しい・・・というか限界を超えてしまっている時期の選択だったので私としても全面支援。
自身の大学コンプが激しかった私(Fラン大学出身)がこの長男の受験活動に向けてコンプレックスを大爆発させてしまい・・・・。大学フェアに始まり大学のオープンキャンパス、相談会に長男と同行、時には父親一人で情報収集することもあった。行ったイベントは20回以上。この時のアクションと圧倒的な情報量が受験を乗り切った勝因(結果大した大学への入学ではなかったが無事乗り切った)と今でも思っている。そして何より、大学コンプの私は、大学巡りや情報収集は趣味として楽しかったのを強く覚えている(笑)。
私は今でも高校の先生はもとより、当時のAOに詳しくない予備校より知見と情報を有していると自負している。
さてさて・・・続きは次回・・。